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二つのG

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わが家においては、ひと夏に3〜5匹ほどお出ましになるGさん。今年はなんと1匹も見かけることがなく、まこと平和な夏を過ごしたのだったが、何がアカンかったのか昨日の夕方以降、中の下くらいの大きさのコ3匹とご対面した。どういうことなん??

部屋の大整頓&模様替えと関係あるんかなあというと、夫は、大地震でも来たりして…などと怖いことを言う。Gさんに対しては問答無用で殺生してしまう私だが、夫は「なんも悪いことしてへんのに、かわいそう」とおっしゃる。「良ぅ見てみ?可愛い顔しとる」ともおっしゃる。「悪い菌、運んでるやん」と言い返すと、「死にゃあせん」とひとこと。
それでも好きになれないのがGさん。存在自体をここまで嫌ってしまうとは、理不尽な気がしないでもないが、このプログラミングを解くのはかなり困難であーる。

それで、ふと思い出したこと。
一年前に、ストーカーモドキ珍事件と個人的に呼んでいる出来事に見舞われたことがあった。この珍事は、実は幼稚園を転園した一因にもなっているのだが、冷静に考えれば、取って喰われるわけでもないしょうむないことに異常にびびってしまった面があった。
つまり、対象ジジイをG化してしまっていた。ジジイ氏からすれば、年増の幼稚園ママ(←ワシだw)にちょっと興味を覚え、大した悪気もなく周囲をウロウロしたり…etc…したに過ぎないのだろう。気にならない人にはどってことはない程度のことかもしれない(とはいえ、具体的には書かないけれど、同世代の女性なら嫌悪する感じではあるよ。たぶん)。まあ、私には身の毛もよだつほどの気色悪さであったのだ。これは、申し訳ないが、Gと同じく、ジジイ氏の見た目によるところも大きい。

そこで、ジジイ氏が「ジョージ・クルーニーだったら許せるかも?!許せるどころか、嬉しいかも?!」(笑) などと思い直し、イメージをひっくり返そうと試みたりもした。
しかし、やっぱり同じ初老でもジジイとジョージは違う(^^;)。どしても、ひっくり返せへん。同じ黒茶色でもゴキブリとカブトムシは違うように。

ゴキブリとジジイと(←奇しくも、両方イニシャルGではないか…;あ、ジョージもGだ…;)一緒にするのはジジイ氏に悪い気がするが、「なんの」悪気もなく部屋に侵入するGと、「多少の」下心はあるかもしれないジジイと一緒にするのは、むしろGの方に悪いかもしれないね。

…こんなことを、うなうな言っていてもしょうがない。二つのGに対する、私のどうしようもない心理的反応は、今の段階では変えられないというところを受け入れるしかなく、その時、否応なく変わってしまったこと──「新しく手に入れた環境」に気づくことができる。例えば、新しい幼稚園に行けたことで始まった新しい人間関係、子供とのより濃密な時間、夫や近所の方をはじめ、友人たちに精神的に支えになっていただいたこと。私は「あの嫌悪すべき」ことを通じて、周囲の人間関係をとても豊かにしてもらった。

ひょっとしたら、失ったものより、得たものの方がおっきいんじゃないの?!(笑)
…というより、失ったものって何?

得たものは即答できるけれど、よーく考えてみても、失ったものなんて一つもなかったことに気づく。まあ、その時はものすごく悩んだけど、それだけだ。

万事塞翁が馬じゃないが、プラスのこともそうやないことも、結局はそれによって人生は運ばれていく。悩んだことも。悩んだからこそ、より良い園の環境を選択できたんやし。結局は、愛で進む。

てなわけで、今回の3匹のGは、このことを思い出させてくれたこととして、(まあムリヤリ)愛を汲み取るとしよう。うん。^^

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