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親指から一寸法師くらいの父が出てきた夢

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 朝方見た夢。
 うつらうつらしていたら、男の人がきて「足の指から人が出てきましたよ」と言うので見てみると、右足の親指から一寸法師くらいの父が浮かんで出てきた。父と何かひとことふたこと話すと、また親指に戻っていった。先ほどの男の人に「このままでいいの?」と聞くと、「今、口の中におられますよ」と言う。一寸親父は、次は私の口の中に移動していた。
 私は口の中から父をつまんで出した。私は成仏したらいいと言ったのだけれど、父の方はこの世にやり残したことがあるようで少しごねていたので、「わかった。気が済むまでこの世におったらいいよ」と言ってあげた。私は、せっかくこのじゃまくさい地上を卒業できるチャンスなのに、まだ未練を持つなんて信じられないような、ある意味殊勝なことだと感心しながら目を覚ました。
 足の親指から父が浮かんきた感覚が生々しくあって、それが可笑しく、その感覚を何度も繰り返した。そのままお布団の上でメールをチェックすると、Tさんからのものがあって、ご主人が着物を着た妖精を寝室で見たとの内容を見る。しかも二晩連続で。一寸爺となった父と、和風の妖精と、脳内のお花畑に交互に現れるので、怪しくもくすくす笑いながら起き上がった。

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