八月一日
親分に誘われて、千日参りの愛宕山に行く。親分には毎年の恒例だが、私ははじめて。覚悟をしていたはずだったが、聞きしに勝るキツさであった。
靴が合っていなかったようで、つま先に負担がかかり、半泣きで下りた。あまりの痛みで、途中で靴を抜いだりもしたが、親分がずっと付き添ってくれたのが、心からありがたかった。つわりの時と同じくらい、夫の優しさが身に沁みた一日であった。
二日
昨日、愛宕詣でボロボロになったように思っていたのだが、意外と早めに回復しかけている。
某日
不思議なことに、子宮下垂の症状が消えている。子宮下垂は、階段の上り下りが禁忌であるので、今回の愛宕詣で、最後まで懸念していたことだった。なのに、まったくの真逆。その後、ぜんぜん症状が出ていない。本当に治ったのだろうか?
これを千日参りのご利益というのなら、本当にすごい霊験である。症状の進行を遅らせることはできても、治ることなどないと言われていたのに。
某日
大阪のCさんと電話していたら、話の流れで、カルマの種なるものを抜いてもらうことになった(謎)。いらぬ罪悪感を(好きで)背負っていたものだと思う。
某日
久しぶりの『宙のメサージュ+』のセッション。初リモート。リモートでも、十分に楽しい♪ 直対面と変わらず、見えてくるものがある。
ただzoomを使うこと自体が3回目で、今まで、いずれも先方任せだったので、zoomを繋ぐこと自体に失敗。今回も、結局、お客様に甘えてしまった。一からきちんと学ばねば。
某日
鯛(仮名/長男/小4)は夏の間、『マインクラフト』ばかりをしている。ゲーム三昧で視力も落ちてきているので気になって、なんか別のことしようよと言ったら、レゴでマイクラを模している。ボンの脳内、ほぼマイクラ。
某日
ネット上のフリー素材集で、素敵な写真を見つけるのが以前からの趣味で、今日は「快晴に向日葵」の写真を見ていた。
このご時世で、どこに行くということもなく夏休みを漫然と過ごしてしまい、鯛に、こんなふうな、ふつうの夏っぽいものを感じさせてあげてなかったことに気がつき、胸が痛んだ。
私は田舎生まれなので、派手なことをしていなくても、暮らしているだけで「夏っぽい」感じを味わえたものだけど、都会っ子の鯛は、自然に過ごしているだけでは四季感が希薄なように感じる。(京都なので歳時記は多いが、それも今年はすごく控え目)。反省。いや、猛省。
大人になってから、童心に返ったり、郷愁を覚えたり…というような、少年時代の夏の思い出は切なく美しく、幼い間にたくさん経験しているというのは、とても豊かなことだと思える。何が違うかって、うまく言えないけれど。
某日
Hちゃんに原稿を見てもらったら、ほんの数時間ほどで読了してくれて、ついでに原稿チェックまでしてもらえた。完璧。ほんまHちゃんは、頼もしすぎる姉貴というかパイセンのような存在だ。同級生だけど。
