
『笑わない数学』というEテレ番組を見た。
おばかキャラが売りのパンサーの尾形さんがMCを務めていた。一生懸命に話している姿が、なかなか好感✨
……それはさておき、
昨日は『無限』というテーマ。個人的にめっちゃ興味深かったことが、ゼノンという古代ギリシャの哲学者のエピソード。
弓矢を飛ばした時、まずは、狙った的の1/2を通過する。
さらに、1/4。さらに1/8、さらにその半分の1/16、
1/32、1/64、1/128、1/256……と半分、半分の通過点を延々と飛び続けるために、
なんとなんと、彼は「的には到達しない」という驚くべき というか、
恐るべきというか、あほらしい(←個人の感想です💧)結論を出したというのだ。
いや〜、これを聞いた時、もう大笑いしてしもたわ。
そう、「論」というのは、あくまでも人間の頭脳の範疇。
だから、ここまで荒唐無稽な論も、論としてはあり得るということが面白すぎる🤣
事実とは全く違うことでも、数値で説明できるって どゆこと?
これって、もう、他人さんから、いかにそれっぽく正当性を唱えられたところで、真実でないばかりか、自分にとっての参考にもならんわな〜と思わずにはいられんかった。
自分のモノサシとか、他人のモノサシって言葉があるけど、
地上人のモノサシって、案外、このゼノンさんの論みたいな、論でしか成り立たえないことを、常識だと信じ込んでいるだけで、まったく当てにならんってか、空論ってか、あほみたいなモノサシを共有してるのかもよ。😎
ちなみに、ちょっと補足しとくと、
上述の持論🤣も、今回の『無限』と言う番組テーマとは、まったく違う論点です。Eテレさんが狙っていた捉え方とはじぇんじぇん違うので、このモノサシ、番組の参考にはなりません。はい。(=どこに反応してしまうかは、人それぞれですから。自由だー!😎)
※ちなみに、ゼノンさんのことを調べたら、彼は『ゼノンのパラドックス』と呼ばれるような「逆説」の論を、さまざまな例題で論証しているそうな。なんというかパラドックスというより、こりゃ詭弁やな〜と思っていたら、実際『ゼノンの詭弁』とも呼ばれているらしい。
ただし、彼は、その矛盾を克服することによって真理に到達する技術として、パラドックスを用いていたということで、のちに弁証法の創始者とも呼ばれているそうだ。なる〜。
だから、彼が言いたかった本質は後者の方で、まちがっても、詭弁を押し通そうとか論破しようとか、そういうことが目的ではなかったということは、誤解のないように補足しておかなければ!笑
番組の論点とは違いますが、この番組、超おもしろそう✨