夏休み、娘が久しぶりに帰省した時のこと。
「ママは気がついてないやろけど、鯛坊(@長男の仮名)の声、太うなってるで」と、娘に言われ、改めてボンの声をよーく聞いてみたら、びっくり。すでに変声期、通過してる!🤣
無口な子なもんで、親なのに、ボンの声変わりに全く気づかず、ずっと舌足らずの可愛い声だと思い込んでいた。
ちかごろの男の子は「いつのまにか変声」してしまうのだろうか? 笑
40年くらい昔の話だが、実弟の場合、たしか「声が出ない期間が数日あって、それが明けたら、突如、太い声に変わる」というプロセスを踏んでいたと記憶する。まさに男声への変身、変容が顕著に出現していたはず。
変声期のプロセス(昔?)

夫も、もちろん「突如変声」派で、鯛坊みたいに「いつのまにか」派ではなかったらしい。
しかし、この件を、知り合いのにーちゃん(@21才・イケメン)に聞いたところ、「ボクもいつのまにか変わっていましたよ。突如、男の声に変身するなんて、聞いたことない〜🤣」と、大笑いされました。
マジっすか?!
時代によって、男声変容のプロセスが違うのですか?!

ここで、ミケ的考察🍀
昔の男の子たちは、声を張らなければならない機会が多かったのか?だから、変声中であっても、おかまいなく声を出すシーンが多かった(?)。だから、声枯れしている段階が、わかりやすかったとは言えないだろうか?
しかーし、今の子たちはマイペース。「声が出ないなら、しゃべらんかったらええねん」ってことを自然にやっている?!→→ 結果、いつのまにか変声期が完了している。
ならば、体育会系の部活をやっている子たちは、現在でも、変声のプロセスが目立ちやすい傾向があるんじゃないだろうか?(声を張る機会が多いので)。
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かつて日本には「男は黙ってサッポロビール」なる美学があった記憶がある。男性の中には、寡黙なのが似合って、渋い、かっこいいと感じられる人がいる。(けっこういる😊)
ひょっとしたら、男の子が男に変容する中で、内側でほとばしる何か、エモーショナルの発露というか、そんな現れが変声期には秘められているのかもしれない。
自身が「男」になっていく過程は、下半身の変容で当然自覚はするだろうが😎、それについては(あたりまえだが)他者に対して隠すべき部位である。
しかし「声」は違う。ある短い期間に、野太く変わりゆく。それは好むと好まざるに関わらず、周囲に知られてしまう。
これって、他者に対しても「男」が露わになっていく現象なので、自分が「男」になってゆくことを「外向き」にも意識せざるを得ない。その過程で「男は黙ってサッポロビール」な何かを、男性は知覚というか獲得するようになるのかもしれない。
などと考えると、このサッポロビールのコピーは美学ではなく、男性の本性に近いのかもしれない。……男やないので、知らんけど。
おたくのムスコさんたちはいかがでしたか?突如変声派?いつのまにか派?😁
