10月連載4回目。いよいよ、いちひめの本質に迫る!冴えわたるクリーンランゲージの世界がここに出現する。。。これまでの↓10月セッション↓ [vol.4(10-1)🔙 vol.5(10-2)🔙 vol.6(10-3)🔙 ]
繰り返すが、今回のセッションは《壱 いちひめ》を探求するというテーマではじめたもの。
vol.6では、
──意識は、突起なる山に降り立ち、谷や川の流れにそって滑る──これらはすべて、感覚の惹かれるとおりに巡っているに過ぎない。ただし、中和をはかるために。「結果として」そうなっている。
そして、これは《零 たろう》の在り方と同じである…とまとめた。
確かに、上述のプロセス(=青いアンダーライン部)は《たろう》の自然な感覚的な欲求だと感じるが、vol.5に遡り(ややこしくてごめんなさい💧)
心惹かれる石を探し出そうとして、結果、紫の石を発見し自ら入ると決めるあの意思については、《たろう》ではなく、《いちひめ》側の在り方だと思える。(※指南書P45 参照)
何者でもなかった たろう(0)は、いちひめ(1)と出会うことで、いちひめ(0+1)の状態に変化したことを、山肌を滑る感覚と光る石を見つける意思によって表現されているのがわかる。
あのセッションの中では、たろうは《ヤマト》として現れる。(ならば「いちひめは?」という話になるが、ここがまさに今回の心躍るマジック♪だが、この件については次回後述😊。)
たろう(≒ヤマト)は、ピンク岩塩の中に閉じ込められていた いちひめ を助け出し、二人は出会う。
この出会いを、次に、いちひめ側から見てみたい。(いちひめ側とは、今回は、セッション中の「私」の感覚だと仮定してほしい)。
いちひめは、そもそも「1」ではあるが、ただの1(=意思のまま)では何も成さず、「0」なるたろうの出会いで、新しいバージョンのいちひめ「1+0=1」になる。同じ1でも、ニュアンスが様変わりした、全く違う1に変容している。
新しい1(=たろうに助け出され出会ったいちひめ)は、突起(山)を見つけ、谷川を流れに沿って山肌を滑り降りる──「たろう」寄りの感覚がそこに出現している。これが、ただの感覚ならたろうの「0」のままなのだが、感覚の出現(=意識化)がそこにある。これが「1+0=1」なる新しいいちひめなのだ。
つまり、感覚0と意思1の合体が、いちひめ なのだ!(もちろん、ただの「意思」である段階も、いちひめには違いないけど、それは変容前のいちひめ。和御魂になる前の荒御魂みたいな?)
その観点から見ると、いちひめを最初に感受した時「ピンク岩塩の内側に閉じ込められている」と感じた意味が、めっちゃ理解できる。
(変化前の)ただの「1」であるいちひめとは、ただの「意思」を意味している。ただの意思とは、要するに、岩に閉じ込められている状態に等しく、意志があっても何も為せない。本来、いちひめの本質は、イチキシマヒメというように、水の女神=岩の中では生きられない。
そこで、《零 たろう》がやってきて、《壱 いちひめ》の岩が崩れる。つまり、この世(地上世界)を出現させるのは、意思だけでは動かせないということを意味するのではないか。地上を見たい、現したいという意思も、たろうの感覚(自在性)と組まなければ、「外」に出られない。
逆に、たろう側から見ても、ただの感覚であれば、それは心地よく滑り落ちるのみで、あるいは、それは、滑り落ちていることすら気づかない、ただの法悦感でしかないかもしれない(氣の流れとも言い換えられる)。もちろん、世界は、本質的にはそれに満たされていて、何の問題もないのだろうけれど、いちひめの意思と組むことで、その法悦感は形になり「自覚」することができる。
この地上世界は、言い換えれば「自覚」する世界であり、自覚したくて、地上に来る。この自覚したいという原始の意思が、いちひめと言えないだろうか。
「自覚したい」との萌芽を秘めた「種」が、あのピンク岩塩状態かもしれないと思った私は(セッション中は、ここまで細やかには理解してはいなかったが)、ひろかもさんに「いちひめは『種』やと思た」と話し、かなり感動して、このセッションは終了した。その場で描いた絵↓

「種」とは「芽吹かせようという意思」の顕現であり、それが、京タロ的には「いちひめ」に現されていると。
まさに、指南書で述べたようないちひめになりきったごとくの「いちひめ体感」したセッションだったと、あとからじわじわ気づいて興奮したけれど、面白いのは、実はこれから✨
この体感は、他のカードの体感とも妙なる重複をしていたことを、このときはまだ気づかなかったのであーる。気づいたのは、なぜか当日のバスタイムであった……✨♨️✨
(さらに、またも、空美さんの別の絵画ともリンクしていることを昨日発見し、ますます確信を深めるのであった🌸)
ああ、いったいどこまでいくのか…(ニッチに突っ走り過ぎて伝わっているのだろうかと不安を感じつつ🤣vol.8へ続く→)