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汚い川

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昨夜の夢。
久々の新聞記事の夢だった。
私の場合、新聞記事の夢は現実のニュースとリンクしている。
『汚い川』
一面の大見出し。
天皇陛下の崩御を伝えた号外並みの大きな見出しで、こう書かれていた。
そして、その他の記事は一文字も書かれていなかった。
すぐに目が覚めて、暗闇の天上を見上げながら、私は直感した。「戦争だ」と。
しばらく忘れていたほどの激しい悪寒で鳥肌が立った。
恐い。夫を起こした。
「戦争がはじまる!」
「そりゃ、始まるかもしらん」
彼は寝ぼけながらそう言った。
戦争が始まればどうなるのか…見たくもなければ考えたくもないこと。
爆撃で引きちぎられ、焼けただれ、蛆がわく肉体。
痛みと恐怖と絶望と悲鳴。
跡形もなくなった街。血に染まる川。汚い川。
河川などの水に関する夢は、内面世界を物語っていると言う。
私の内なる「汚い川」が、他者の「汚い川」と混じり合い、巨大な流れになって、あの夢にニュースを現す新聞として現れたのだ。
自分の心を正直に見つめれば、汚い川とて流れている。
それが世界の見たくもない流れと繋がっていようなどと、普段は考えたことすらない。
夢の言語は、そのままを物語るわけではなく、この次元の言葉と少しずれている。
そしてその中に寓話的な示唆を多分に含ませている。
夢は、現実世界を反映させると同時に、その内面に浮かび上がっているものを表している。
「汚い川」…
私に向かって広げられた夢の紙面は、世界の状況と共に、私自身に突き付けられたもの。
私は、どこかの国と同じように、いい気になっていなかったろうか?
平気で汚水を垂れ流すようなことはしていなかったろうか?
あ、ここまで、書いて気が付いた。
もうすぐ『世界水フォーラム』が京都で開催される。
そうか…そうだったんだ。
京都に住む私の夢は、この情報にもおそらくリンクされていた。
私、私達、世界の水、そして戦争。
私達は繋がっている。たしかに繋がっている。
それは川の流れと同じなのだ。
どこかの汚れは、必ず、すべてに広がる。
まず、私の中から汚れを見つけ出さなければ。本当に。
夢は、現実の青写真を夢の言語で語る。
しかしそれは「まだ」現実ではない。
私達の「意識」を表すことで、現実のひな形を見せる。
まだ大丈夫。
私は言い聞かす。
夢が現実に降りている最中だろうから、今のうちに意識を私自身が変えてしまえば回避できるかもしれない。
一人でもたくさんの人が本当にそれをすれば、できるかもしれない。
あまり時間はなさそうだけれども。

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